同居を始めて、約7年が過ぎました。
7年と言う年月は、よく考えれば非常に長いです。
しかし、面白いことに、私はこの家にいまだに馴染んでいる気がしません。
馴染まない理由
きっと、私の荷物も少なく、私が好き勝手に使えるスペースがないからだと思います。
居間には昔置いてある義母や義父の持ち物がたんまりあるし、食器は私の私物はマグカップと箸とお椀のみです。
子ども用の食器類は、義妹さんたちが子どもの頃に使っていたお皿たちが大事にとってあったので、それを使っています。
2階も義妹さんの荷物、義弟さんの荷物がまだ残っていて、一部屋占拠しています。
古くからある、もう使っていない、でも私が手をつけてはいけないだろうモノたちが、家中に存在している。
「私の家族の家」というより「旦那の両親の家」という感覚が、強い。
その事は、私にとっては嫌なことだとか良いことだとか、どちらにも思えません。
心の中で、まだまだ、私の居場所としてもっと良くする伸びしろがあると、そう言うふうに捉えています。
努めて前向きに。
一方で、絶対に、この状態で、一生過ごすしたくはないと、そう思う気持ちもあります。苦笑
良くも悪くもない距離感
さて、義両親との距離感も、ほぼ決まりました。
険悪でもなければ、友好でもないです。
1年目2年目にあったお互い気をつかうといった雰囲気はもうなく、歳月を共に過ごすうちに、それぞれの嫌なところも見えてくる。
どの家庭も多かれ少なかれ、一緒に過ごすストレスというのは日々感じていると思います。
そこに折り合いがつかなければ、同居解消と言う流れですが、
同居を継続するという選択を選んだ場合、お互いの存在にうまいこと距離感を作り過ごさなければなりません。
何度か、距離感を掴むことに失敗しました。
そのため、義父とはお互いほぼ他人のような感じです。
義父との関係は見ようによっては険悪と捉えられそうですが、中途半端に関係をとっていた頃の方が、私は辛かったです。
今は最善ではないけれど、必要最低限の関係性を作っているような感じです。
義母とは、最初良好でしたが、今はお互い距離を取っています。
義母は、性格が悪いわけでは決してないのです。
どちらかと言えば、犠牲しんの強い、優しくいいお母さんなのです。
義父が、昔ながらの職人気質。
悪く言えば、モラハラ気質の男性なので、
義母は、義父の身の回りの事は全てしてあげ、強くは言い返せないそんな力関係でした。
もちろん、義母もストレスは溜まります。
溜めて溜めて溜めて、爆発した先の八つ当たりの矛先が、主に私の夫だったり
私が何かしたときの態度に現れます。
自己主張が激しい強くないので、あれやってとは言えません。
でも、本当はしてほしいのです。
察して欲しい空気を出してきます。
ただ、私も夫も自分と子どものことで手一杯で、その察してほしい、という要望には答えないので、多分彼女の中ではいろいろストレスが溜まり、たまに一気に爆発します。
その爆発が、あまりにひどいので、私はもう防御に入るしかなくなります。
家に入れるお金のこと。
家事のこと。
使う水の量。
エアコンを入れるタイミング。
些細な会話。
etc、etc・・・。
一つ一つ、小さなことが積み重なって、どうしてもお互いストレスになってしまう。
良好だと思っていたところに、爆発が起きると、お互いかなり消耗します。
だから、爆発が起きても最小限の被害ですむよう、常に距離をとっている感じです。
それが、同居して7年経った今の現状です。
同居するということ
家族の形に決まりはないですが、やはり、同居は、オススメしにくい家族形態だなぁと思います。
きっと義母も、もっと距離が遠ければ、知り合いと言う位の距離感ならば
すごく優しくていい人と言う立ち位置だったと思います。
やはり距離が近すぎると良くない。
けれど、夫婦共働きで子どもがいる場合、同居するメリットもあると思います。
子どもが熱を出した場合など、誰か見ていてくれる人がいるというのは非常にありがたいのです。
色々ありつつも続いていく同居生活。
7年経った同居の私の中の心得としては
・最低限の挨拶をする
・子供に悪口を言わない
・いないところで悪口は言わない(いつ、どこで聞かれているか分からない)
・諦める
その4つです。
あ、あと、
収入源はあったほうがいい。
本当に我慢できなくなった時に、お金があるかないかは、めちゃくちゃ大事だからです。
同居ライフ、頑張りすぎずこなしていきます(・ω・)ノ
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