ハンドメイド品を作りたくなって、
そして売ってみたくて、
少しだけ挑戦してみました。
ハンドメイド品を作りたくなった理由
昔、青空市場で買った手作りのブックカバー。
表紙にはたくさんの猫がいて、しおりには葉っぱのモチーフが漬けられていました。
そのブックカバーは、めちゃくちゃお気に入りでした。
後になって妹や、誰かにプレゼントするためにもっと買っておけばよかったと後悔するほどでした。
このブックカバーを本につけて持ち歩くと、とても気分が良くそれだけで幸せでした。
そのカバーが汚れてしまったときに、もうどこにも売っていない事がとても悲しかったです。
既製品にはない、ハンドメイド品ならではの温かみを感じ、自分でも作ってみようと思いました。
材料費が意外とかさむ
さて、大好きなあの猫柄の布を手に入れるため、楽天やネットの布屋さんで検索してみました。
しかし・・・どこを探してもないのです。
布にも流行があり、古いからはもう生産されなくなるようです。
悲しくて悲しくて画像検索などして探し回りましたが、結局見つかりませんでした。
結局、よく似た猫柄の布を買うことにしました。
その他にシマエナガ柄の布も併せて購入しました。
ブックカバーを作るには、布と、栞に使う紐、チャーム、そして布を強くするために接着芯が必要です。
そして何より、古くなったミシンでは糸が絡むので、ミシンも新調しました。
合計金額を見てビックリ。
4万円くらいかかりました。(主にミシン代ですが、布も意外と高い〜)
作る喜び
ハンドメイドは、材料選びも、作っている最中もとても楽しいものでした。
可愛い柄の布を見つけて、その柄にあう、しおりの紐の色、チャームを決める作業はワクワクします。
チャームも可愛くて、見ているだけで、どれもこれも欲しくなる感じ。
ブックカバーはそこまで難しくはないので、紐の位置を調整しながらも1時間かからずに仕上がります。
出来上がってみると、自分で言うのもなんですが、とてもかわいい。
他にも、ポーチなどを作りました。
これを自分が買ったら、気持ちいいなぁと思いながら、誰か買ってくれるだろうかとメルカリに出すことに。
商売の難しさと買ってくれた時の喜び
原価は、材料費+送料で400円ほどです。さて、メルカリで、ブックカバーで検索すると、相場は400円から800横でした。なるほどと思い600円位出していましたドキドキしながら待ちます。
しかし、待てど暮らせど、誰も買ってくれません。
そうです。
検索してみてもわかりましたが、とても素敵な作品でお手頃な価格でも、なかなか売れないのです。
ハンドメイドで買って貰うのって大変なんだ。
当たり前だけど、そう実感。それだけで心が挫けそうになります。
値段を下げて、またしばらく待ちました。
それでも、お気に入りにも入らず毎日が過ぎていきました。
写真の撮り方が悪いのか、そもそも出来が悪いのか、趣味が大衆と合わないのか・・・。
作った作品たちは引き出しの中で眠っていました。
タダでもいいから、誰か貰ってくれないかな・・・。
そんな事を思っていた、ある日。
不意にメルカリアプリから通知が。
「○○さんが購入しました」
あの文面を読んだ時の嬉しさはいまだに、心を暖かかくしてくれます。
頑張って作った作品が、誰かに必要とされている。
その事実がとても嬉しかったです。
利益は100円ないくらい。
でも、それでも嬉しいものでした。
同時に、ハンドメイドで商売、は非常に難しいのだと思いました。
ハンドメイド作家さんの努力を思うと、今まではただ単に可愛いだけで見ていた作品に、
その可愛いの奥に積み上がる情熱を感じるようになりました。
私が作った、作品たちは、ポーチ、ブックカバー、ミニバックです。
シマエナガ柄の作品が一番売れやすかったです。
1番こだわった猫の猫柄のブックカバーはまだ売れずにいます。
この猫ちゃんが作りたくて、誰かの手に渡って欲しくてハンドメイドに挑戦したのですが、私のセンスはやはり一般とはズレているのかしら。
これからも気長に作っていきます。笑
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