庭に、とても禍々しい色と形をした虫を見つけました。
黒いフォルムに、背中に赤い線、全身に棘がある毛虫。(棘虫?)
一体成虫になるとどんな生き物になるのか・・・。
虫の画像があるので、苦手な方はここで引き返したほうがいいです
見た目がヤバい
見たことありますか?
この虫。
この時期になると、たまに庭に現れます。
見た目が禍々しすぎて、見つけると「うわっ!」と思います。
青虫や、アゲハチョウの幼虫とは違う見た目に
絶対ヤバいやつやん・・・
と思って見つけてもソッとしておきました。
自然界でその色合いは、どう考えても毒持ちですよね。
夫に聞くと「あれ、蛾になるやつやで」とのこと。
蛾、かぁ・・・。
ややテンションも下がりました。
幼虫は禍々しく、成虫は煌びやかな見た目に変化したら、そのギャップがまるで主人公っぽくて素敵じゃないですか。
でも、正直禍々しい外見は、見ているだけならかなり個性的で好きでした。
家庭菜園の葉っぱを食べるかもしれないですが、実を食べないのならまぁいいか。
そう思って、見かけても「おぉっ」と驚くだけで、放置していました。
虫を助ける
家の外に置いてある、メダカ繁殖用の水槽。
その水槽は、まだ使っていなく、砂利だけが引いてある状態でした。
そして、たまに虫が落ちていたりします。
水槽の縁は、黒い持ち手?で囲ってあり、それがネズミ返しのような役割を果たしていて、水槽の中に落ちた虫は水槽の縁を登れずそのまま力尽きる事が多いです。
今朝、その中に、あの赤黒の毛虫は入っていました。
水も植物もない状態で、いつからいたのか、毛虫はジッと動きません。
見た目は干からびてもいなく、綺麗な状態ですがピクリとも動かない。
あぁ、死んじゃったのか・・・。
そう思いました。
砂利ではなく、せめて土の上に置いてあげよう。
素手は無理なので、スコップですくう。すると、ほんの僅かですが動いた気がしました。
水で濡らすと、ゆっくりと顔を動かし始めました。
生きてる!
小さな生き物ですが、生きている事に感動し、本当によかったと思いました。
ツマグロヒョウモンでした
すぐに、葉っぱを食べさせようとしましたが、何の葉を食べるのかわかりません。
そこで、初めてGoogleで調べました。
「背中 赤い 棘 虫」
そんな検索でも一発で出てきました。
流石Google。
この虫はツマグロヒョウモンの幼虫でした。
この虫はパンジーやビオラなどのスミレ科が好物のようで、家にはもうどちらもなかったので取り敢えず芝桜の葉の上に置いてみました。
すると、モクモクと葉っぱを食べ始めました。
一安心です。
そして調べると、毒はなかったです。あんな見た目なのに(笑)
じゃあなぜあんな目立つような禍々しい見た目を選んだんだろう・・・。
普通葉っぱに紛れるような緑を選ばない・・・?
そう思いましたが、パンジーやビオラの艶やかな花の色にまぎれるなら、あの赤と黒が良いのかも知れません。
成虫は蛾ではなく蝶
このツマグロヒョウモンは成虫になると、蝶になるようです!
成虫の画像は、結構頻繁に見る見慣れた茶色の蝶々の姿でした。
羽の先にある白い模様が雪のようで可愛い。
蛾ではなく蝶だった!と夫に言うと
「どっちもそんな変わらんやん・・・」
夫は虫はあまり好きではない。
全然食いついてこない夫を尻目に私は、幼虫が葉を食べる姿をしばらく観察していました。
あの幼虫の姿から、可愛い蝶々に変わる事が知れてよかったです。
そのうち、庭にツマグロヒョウモンが飛ぶ姿を見られるようになるかな。
楽しみです。
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